ナナキ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:19 UTC 版)
「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の記事における「ナナキ編」の解説
レッドXIIIことナナキは自分の心の中に巣くう、恐怖を放つ黒い「思いの塊」に悩まされていた。ギリガンと名付けたソレの正体を探ろうとするが、その度にナナキは恐怖に震えることになった。 コスモキャニオンを出て、ウータイでユフィや星痕病患者達と出会ったり、ニビ熊の親子やハンターの親子との出会いと別れによって、ギリガンの正体が喪失の恐怖であることを悟る。 正体が分かれば怖くないはずだと思っていたが、シドやユフィとの再会後に世界中をうろついて人間や獣達と積極的に関わり合う充実した日々を送る中で、ギリガンが日増しに巨大化していき恐怖に震える時間が長くなっていった。 改めて恐怖の正体を考えるナナキは忘らるる都でヴィンセントと再会し、人間や獣達に比べ圧倒的に寿命の長いナナキがいずれ体験する孤独の恐怖が正体であることを教えられる。 不老不死であるヴィンセントが、今後も年一回は面倒くさいナナキの相手をしてくれることを約束してくれ、ギリガンは姿を消した。と同時に、忘らるる都に久しぶりに笑い声が響いたのだった。
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