ナチス・ドイツのフランス侵攻時(1940年頃)
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第1から第10の10個装甲師団が編成されていた。中途半端な戦力と判断された軽師団は装甲師団へと改編され姿を消していた。 各装甲師団の編成にはばらつきがあり、装甲旅団を持たずに1個戦車連隊+1個大隊編成の師団も存在した。第9装甲師団に至っては1個戦車連隊のみ配属されていた。狙撃兵旅団の編成も統一されていなかった。 第1から第3装甲師団 - 1個装甲旅団(2個戦車連隊)・1個狙撃兵旅団(1個狙撃兵連隊(3個大隊編成)・1個オートバイ狙撃兵大隊) 第4、第5、第10装甲師団 - 1個装甲旅団(2個戦車連隊)・1個狙撃兵旅団(2個狙撃兵連隊(各2個大隊編成)) 第6、第8装甲師団 - 1個戦車連隊+1個戦車大隊・1個狙撃兵旅団(1個狙撃兵連隊(3個大隊編成)・1個オートバイ狙撃兵大隊) 第7装甲師団 - 1個戦車連隊+1個戦車大隊・1個狙撃兵旅団(2個狙撃兵連隊(各2個大隊編成)・1個オートバイ狙撃兵大隊) 第9装甲師団 - 1個戦車連隊・1個狙撃兵旅団(2個狙撃兵連隊(各2個大隊編成))・1個オートバイ狙撃兵大隊 III号戦車・IV号戦車の配備が進んだが、装甲師団の数も増えたため、新設の一部装甲師団にはIII号戦車は配備されず、35(t)戦車(第6装甲師団)・38(t)戦車(第7及び第8装甲師団)で埋め合わされた。 6個装甲師団の狙撃兵旅団に直接支援火力としてI号戦車改造の自走歩兵砲が配備された。
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