ドロシー・ケニヨン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/16 14:24 UTC 版)
| Dorothy Kenyon | |
|---|---|
| 生誕 | 1888年2月17日 ニューヨーク市, ニューヨーク州, アメリカ合衆国 |
| 死没 | 1972年2月12日（83歳） ニューヨーク市, ニューヨーク州, アメリカ合衆国 |
| 教育 | スミス大学 (BA) ニューヨーク大学 (LLB) |
| 職業 | 弁護士, 裁判官 |
ドロシー・ケニヨン（Dorothy Kenyon、1888年2月17日 - 1972年2月12日）は、ニューヨーク州弁護士、判事、フェミニスト、政治活動家（自由権の支持）であった人物である。1950年代の赤狩り（マッカーシズム）の際は、28の共産主義系団体との関係性について追及された。ケニヨンはカリスマ的な講演者であり、自由権、法、女性の平等についてアメリカ中で講演を行っていた。
略歴
ケニヨンはマリア・ウェリントンとウィリアム・ヒューストン・ケニヨン（知的財産専門の弁護士）の子としてニューヨーク市に生まれた[1]。マンハッタンのアッパーウエストサイドで育ち、夏季にはコネチカット州レイクビルにあった別荘で過ごした。1904年にニューヨーク州ブロンクスにあるHorace Mann Schoolを卒業し、1908年にマサチューセッツ州ノーサンプトンにあるスミス大学にて経済学と歴史学を学び卒業した。Smith Collegeに在学中はフィールドホッケーやテニスに興じ、更にアメリカの学術系名誉団体であるファイ・ベータ・カッパの会員にも選出された。ケニヨン自身としては、1908年から1913年の間を"人付き合いの良い人"として浪費してしまったと感じていると述べていた"[2]。その後メキシコで1年間を過ごした際に貧困と不正義を間近に見て、社会活動に焦点を当てようと決めた。1917年にニューヨーク大学法科大学院を卒業し、同年ニューヨーク弁護士試験に合格、ニューヨーク州弁護士となった。
脚注
- ^ “Collection: Dorothy Kenyon papers”. Smith College Finding Aids. 2020年5月26日閲覧。
- ^ Weigand, Kate; Horowitz, Daniel (2002-07-01). “Dorothy Kenyon: Feminist Organizing, 1919-1963”. Journal of Women's History 14 (2): 126–131. doi:10.1353/jowh.2002.0058.
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