ドリームスタジオとインターネット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 16:58 UTC 版)
「ドリームスタジオ」の記事における「ドリームスタジオとインターネット」の解説
インターネット接続機能 本作は家庭用コンストラクションとして初めてネットに対応したタイトルでもある。インターネットブラウザ(Dream Passport)機能が内蔵されており、ソフト単体でネットを通じたユーザー同士の作品交換が可能であった。 このことは、それまで同系の家庭用タイトルでは困難であった「別ユーザー作品を気軽に遊べる」という環境を実現させ、活発なユーザー交流が行われることとなった。そのため、本作のネット接続機能は、当時それ単体でも大きな評価ポイントとなり得ていた(ネットを通じた作品交換はこれ以前にも行われていたが、非公式なツールを用いてデータをPC上に取り込む必要があるなど、一手間かかるものだった)。 作品技術の発展 ネット上でのユーザー間のやりとりは積極的に行われ、作品発表を通じて様々なテクニックが生まれるに至った。本来実装されていない変数機能を擬似的に再現する方法などが確立され、アクションRPGやシミュレーションなど「アドベンチャーゲーム」以外の製作も可能になっていった。 当初セガ運営による公式BBSを媒介としたデータ添付メール交換が作品発表の代表的手段であったが、程なくして空想科学による公式アップローダーが開設されることとなり、より手軽に他ユーザーの作品を楽しめるようになっていた。
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