ドラの決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 00:49 UTC 版)
開門の際に、王牌のうち、開門位置から数えて3幢目(3枚目)の上段の牌を表向きにする。この牌をドラ表示牌という。 ドラ表示牌の次位牌(数字が1つ大きい牌)がドラとなる。このような方式をネクスト、もしくはネキストという。 次位牌の具体例は以下の通り。 がドラ表示牌の場合、ドラは がドラ表示牌の場合、ドラは がドラ表示牌の場合、ドラは (ドラの決定においては9の次を1とみなす) がドラ表示牌の場合、ドラは (風牌の場合、次位牌は東南西北の順となる。北の次位牌は東である) がドラ表示牌の場合、ドラは (三元牌の場合、次位牌は白發中の順となる。中の次位牌は白である) 字牌をひとまとめにして「東南西北白發中」などと言うが、ドラの次位牌に関しては「北」と「白」は繋がっていない。上記の通り、表示牌が北の場合、ドラは東である。同じく、中の次位牌は東ではなく白となる。 萬子の中張牌を使用しないルールの三人打ちでは、がドラ表示牌の時は がドラになる。また、抜きドラとして も使用する場合は、一萬の表示でドラは五萬、五萬の表示でドラは九萬となる。 ドラというルールが考案された当初は、次位牌ではなくドラ表示牌そのものをドラとしていた。これを現物ドラ(「ドラは現物」など)という。ドラ表示牌に1枚使用されるため、そのドラ牌は3枚までしか使用できないことになる。現物ドラのルールは現在廃れているが、古風なルールのなごりで、「表ドラはネクスト、裏ドラは現物ドラ」としている場合もある。
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