【トーチング】(とーちんぐ)
飛行機から散布した油にアフターバーナーの炎を引火させ、炎の尾を引くこと。
ダンプ & バーンとも呼ばれる。
アフターバーナーのすぐ近くに油を散布する機構が必要であるため、可能な機種は限られている。
トーチング(ダンプ&バーン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:25 UTC 版)
「F-111 (航空機)」の記事における「トーチング(ダンプ&バーン)」の解説
F-111の良く知られた技に、燃料を空中投棄しながらアフターバーナーを使って燃料を引火させるトーチング(ダンプ&バーンともいわれる)がある。この技は、F-111の展示飛行では頻繁に行われ、シドニーオリンピック閉会式の際にも実演された。曲技などで意図的に燃料を放出し引火させる分には、特別な改造が不要であり便利であった。 ただ、この技はF-111の問題点を現すものでもある。非常時に燃料投棄をしている最中に引火すると危険であるため、燃料投棄時のエンジン出力にはアフターバーナーを使わないなどの制限を課す必要があった。
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