トルコフィンランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 09:06 UTC 版)
「ボフォース 37mm対戦車砲」の記事における「トルコフィンランド」の解説
1936年にライセンス生産権を購入し、「37mm Pansarvärnskanon m/36」として採用した。生産は同国のTampella社とVTT社が担当した。しかし、生産数がフィンランド軍の需要に追いつかなかったためにフィンランドは国内の生産と平行してスウェーデンからm/38を輸入した。冬戦争の勃発までに98門の37mm対戦車砲と32,000発の砲弾が配備された。冬戦争が開始されると37mm対戦車砲はソ連のBT戦車やT-26といった軽戦車相手に活躍したが、砲弾が当初の備蓄量だけでは全く足りないことが判明し、急遽VTT社で砲弾の生産を開始したが砲弾の不足は最後まで解消されなかった。
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