トラヒックの諸量の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 08:56 UTC 版)
「トラヒック理論」の記事における「トラヒックの諸量の定義」の解説
呼数 C 利用者が資源を占有することを呼(こ)、またはcallと言い、その累積数である。 保留時間 占有の開始(生起)から終了までの時間である。 呼数密度 λ 呼数/単位時間 平均保留時間 h 一定期間内の呼の保留時間の平均値。 トラヒック量 T 呼によって資源が占有された時間の総和。平均保留時間×呼数。 呼量 a 時間当たりのトラヒック量、トラヒック密度。平均保留時間×呼数/測定時間。時間/時間の無次元であるが単位としてアーランが使用される。 終了率 μ 1/h 回線使用率 回線が有効に使用された割合。N個の回線で運び得る呼量はNアーランであるから、運ばれた呼量/回線数である。 呼損率 E 資源の制約で運ばれなかった呼の割合。損失呼数/総呼数。 接続損失 回線・交換設備を多段階に接続した場合の呼損率は、各段階の呼損率の和にほぼ等しい。
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