デンマーク領西インド諸島 (1666年–1917年)
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「デンマークの植民地」の記事における「デンマーク領西インド諸島 (1666年–1917年)」の解説
詳細は「デンマーク西インド会社」を参照 デンマーク=ノルウェーは、1671年にセント・トーマス島)、1718年にセント・ジョン島を獲得し、1733年にフランスからセント・クロイ島を購入した。これらの島はすべて砂糖を経済基盤としていた。デンマーク領西インド諸島と総称されるカリブ海の島々は、1917年にアメリカに2500万ドルで売却された。もとよりこの島々では貧しい英語話者の暴動が絶えず、1870年代から何度か売却計画が持ち上がっていた。デンマークのカール・サーレ政権(1914年-1920年) は本国で選挙の実施に抵抗しており、西インド諸島植民地の売却によって事態を打開しようとしていた。アメリカは諸島を海軍基地として使いたいという希望があり、両者の利害が一致して、1917年に売却が成立した。1917年以降、この島々はアメリカ領ヴァージン諸島と呼ばれている。
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