デジタルユニバース
デジタルユニバースとは、米国EMCが提唱する、「地球上で生成されるデータ全体」を指す呼び名である。
EMCは1年間に生成されるデータの量を計測・予測し、デジタルユニバースの情報量として公表している。2014年4月の発表では、近年デジタルユニバースはモノのインターネット(IoT)の普及などを背景として急激に増加しつつあり、2013年から2020年の間にほぼ10倍の規模に拡大するだろう、と予測している。データ量の単位は「兆ギガバイト」で扱われている。すなわち「ゼタバイト」級である。
EMCはデジタルユニバースにおいて分析が可能である情報とそうでない情報を分け、分析することのできない情報をデジタルユニバース内のダークマター(暗黒物質)と呼んでいる。このダークマターの量はデジタルユニバース全体の約8割にも上るという。
参照リンク
急増するセンサーにより、デジタル ユニバースが拡大 - (EMC Corporation プレスリリース 2014年4月10日)
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