ディジー・ミズ・リジーとは? わかりやすく解説

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ディジー・ミズ・リジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 00:19 UTC 版)

ディジー・ミズ・リジー
デンマーク公演にて。左からクリステンセン、フリス、ニールセン (2010年7月)
基本情報
出身地  デンマーク
コペンハーゲン
ジャンル オルタナティブ・ロック
ハード・ロック
活動期間 1988年 - 1998年
2009年 - 2010年
2014年 - 現在
レーベル EMI
コロムビア/ソニー・ミュージック
公式サイト DizzyMizzLizzy.com
メンバー ティム・クリステンセン(Vo/G)
マーティン・ニールセン(B)
ソレン・フリス(Ds)

ディジー・ミズ・リジー (Dizzy Mizz Lizzy)は、デンマークのロックバンド。

グランジオルタナティブ・ミュージックが全盛だった1990年代初頭にデビューし、母国デンマークのみならず、国外のロックファンからも多くの支持を得ていた。オルタナティヴ・ロックの流れを汲みつつも、HR/HMの影響を感じさせる音楽性や、哀愁を感じさせる美しいメロディ、変拍子や転調を多用した曲調などが特徴。

バンド名はビートルズがカバーしたラリー・ウィリアムズの楽曲「ディジー・ミス・リジー」に由来する。

来歴

ティム・クリステンセン(Vo/G) 2010年

1988年コペンハーゲンにおいて結成。1993年、ロックコンテストで優勝した賞金を元手に4曲入りプロモーションCDをリリース、地元のラジオ局で頻繁にオンエアされるようになったことで注目を浴びた。翌1994年にデビューアルバム『ディジー・ミズ・リジー』を発表。同アルバムはデンマークで22万枚を超える売り上げを記録し、『メタリカ』を抑えてデンマークのロック・アルバム史上最高の売り上げ記録を保持している[1]1996年にはセカンドアルバム『ローテイター』を発表。休みなしに続くツアーやレコーディングに疲れたことを理由に1997年から1年間の充電期間に入るが、活動を再開することなく翌1998年に解散した。

解散後、ティム・クリステンセンはソロ活動を展開。2006年8月16日に焼失した練習スタジオへのトリビュート・コンサートのため、一夜限りの再結成を果たした。

2010年9月15日に再結成を発表し、本国デンマークでツアーを行う。チケットは1分以内に完売した。2010年5月に来日ツアーを行ったあと、9月にも再来日し、9月29日川崎クラブチッタ公演を最後に解散した。

2014年秋に二度目の再結成を果たす。2015年1月19日に19年ぶりの新シングル「I Would If I Could But I Can't」を発表しLOUD PARK 15にて来日公演を行う。

2016年には20年ぶりとなるアルバム「Forward In Reverse」をひっさげて、LOUD PARKへの出演とは別に全国ツアーの来日公演も行う。伊藤政則の「ROCK CITY」でのインタビューでティムが語ったところによれば、現在はバンドの解散・再結成という形にはこだわらず、ソロ活動と並行して無理なく活動しようと決めているとのこと。

メンバー

ディスコグラフィー

オリジナルアルバム

ライヴ・アルバム

  • ライヴ・イン・ジャパン Live In Japan 1995年
  • ライヴガスム! Livegasm! 2017年

ベストアルバム

  • グレイテスト The Greatest 1998年
  • ベスト・オブ・ディジー・ミズ・リジー+ライヴ1996 Best Of + Live In Aarhus '96 2002年

来日公演

脚注

  1. ^ Dizzy Mizz Lizzy” (HTML) (英語). 2005年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年11月21日閲覧。

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