テツホシダ T. interrupta (Willd.) K. Iwats.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/28 22:04 UTC 版)
「ホシダ」の記事における「テツホシダ T. interrupta (Willd.) K. Iwats.」の解説
ホシダにやや似た姿のシダ。根茎は長く地中を走り、まばらに葉を立てる。葉は質が硬く、つやが強く、ほとんど直立する。一回羽状複葉であるが、羽片に深く切れ込みが入るホシダとは異なり、浅く切れ込むだけ。胞子のう群は円形で、葉の縁に近く並ぶが、成熟すると互いにくっついて見える。湿地に生え、時には浅い水の中にも生育して一面に広がった群落を作る。本州南部、四国南部、九州から以南、世界の熱帯・亜熱帯に広く分布する。琉球では普通種であるが、本州の産地では亜熱帯系植物群落の代表種として貴重視されている。
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