ヴォルフガング・ティルマンスとは? わかりやすく解説

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ヴォルフガング・ティルマンス

(ティルマンス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/04 04:45 UTC 版)

ヴォルフガング・ティルマンス
生誕 1968年8月16日
国籍 ドイツ


ヴォルフガング・ティルマンス

ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans、1968年)はドイツ出身の写真家ロンドンベルリンを拠点に活動する。2000年ターナー賞を受賞。

略歴

1968年、西ドイツのレムシャイトに生まれる[1][2]

幼い頃は天文少年で、月面太陽黒点日食などを観察・撮影していた。インタビューでは、天文現象をきっかけに映像の世界に興味を持つようになったと語っており、のちには天体を題材とした作品集も発表している。[3]

1980年代頃から、クラブなど若者文化を題材にした写真作品の制作を始め、雑誌『i-D』(en:i-D)などで発表していた。1990年から1992年にかけてはイギリスのボーンマス&プール・カレッジ・オブ・アート&デザイン(en:The Arts University College at Bournemouth)に在学。[1][2]

1993年にはケルンで初の個展を開く[2]

2000年に初めてターナー賞にノミネートされ、受賞した。

自身がゲイであることを公言している[4]

作風

よくある日常の風景のスナップのような無造作な作品がみられるが、実際には照明など緻密な計算のもとに撮影されている[1]

複数の作品を展示室内にインスタレーションのように配置させることもある[5]

作品

写真集

参考文献

脚注

  1. ^ a b c 『英国美術の現在史 ターナー賞の歩み』、105頁。
  2. ^ a b c 「特集 ヴォルフガング・ティルマンス」『美術手帖』、30頁。
  3. ^ 「特集 ヴォルフガング・ティルマンス『美術手帖』、62頁。
  4. ^ “Gay Power: The pink list”, インデペンデント, (2006-07-02), http://news.independent.co.uk/uk/this_britain/article1153578.ece 2007年6月25日閲覧。 
  5. ^ 『英国美術の現在史 ターナー賞の歩み』、63頁。

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