ツー・ウェイ契約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 06:49 UTC 版)
「NBAサラリーキャップ」の記事における「ツー・ウェイ契約」の解説
NBAチームと下部リーグであるNBAゲータレード・リーグ(Gリーグ)の提携チームが、選手と双方向(2ウェイ)に結ぶことが可能な契約。2017CBAで2017-18シーズンから、提携するチームと選手との間で締結することが可能となった。これによりデベロップメントリーグで育成中の選手を他のチームに奪われることは無くなる。契約を結ぶ資格はNBA経験が4年以下の選手に限られる。 NBAの各チームは2名まで、2ウェイ契約選手を保有することができ、ロースター(支配下選手)は17名までとなる。この2ウェイ契約選手は、NBAのロースターに最高45日まで入ることができる。この45日とは試合当日の他に、移動および練習による帯同も含まれる。ただし協定によって、Gリーグのキャンプ前とレギュラーシーズン終了後は45日に含まれないので、その期間は日数を消化せずNBAチームに帯同することが可能である。選手は75,000ドルが保証され、NBAチームのロースターに入った日数に応じて最高で275,000ドルが支給される。これらはサラリーキャップには計上されない。ツー・ウェイ契約は最大2シーズンまで継続でき、チームはツー・ウェイ契約後、プレーヤーを制限付きFAとし次シーズンに通常の契約を結ぶ事もできる。 ただし2ウェイ・プレーヤーは契約しているNBAチームのプレーオフに参加することはできない。チームが当該選手をプレーオフのロスターに入れるには、ツー・ウェイ契約から通常の契約に切り替え、15人のロスターに含める必要がある。
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