ツィクロン3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:00 UTC 版)
ツィクロン-3は、Tsiklon-3、GRAUインデックスでは 11K68としても知られるソビエト連邦とウクライナで人工衛星の打ち上げに使用されたロケットである。R-36 ICBMから派生したツィクロン系列の一つで、全長39.27メートル (128.8 ft)で燃料を充填した状態の重量は186から190トンである。初打ち上げは1977年6月24日。2009年1月30日の最終打ち上げまで122回打ち上げられた。 2000年12月27日、6機のロシア製人工衛星を載せたツィクロン-3が衛星の軌道投入に失敗した。第3段の電気系統が失敗の原因として疑われている。 アンガラ・ロケットのような全ロシア製ロケットの開発や、毒性の強いハイパーゴリック推進剤を使用する事が原因で引退した。
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