チャタムシマクイナとは? わかりやすく解説

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チャタムシマクイナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:25 UTC 版)

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チャタムシマクイナ
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: ニュージーランドクイナ属
Gallirallus
: チャタムシマクイナ
G. dieffenbachii
学名
Gallirallus dieffenbachii
(Gray, 1843)
和名
チャタムシマクイナ
英名
Dieffenbach's Rail

チャタムシマクイナ(学名:Gallirallus dieffenbachii) は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。

ニュージーランド東方約400kmに位置するチャタム諸島に生息していたが、すでに絶滅した。別名チャタムオビクイナ。なお、フィリピンからオーストラリアにかけて広く分布するナンヨウクイナRallus philippensisの1亜種とする説も有力である。この場合、学名はRallus philippensis dieffenbachiiとなる。

また、同じくチャタム諸島に生息していた絶滅種のチャタムクイナ Rallus modestus とはきわめて近縁ではあるが別の種である。

形態

体色は茶色で、翼の先が白、頭は白で頭頂部と目の周りに茶色の線がある(これが命名の由来と見られる)。

絶滅の経緯

最初の標本が採集されたのは1840年だが、それ以降は見たという報告がない。もともと1840年の時点で数が少なくなっていたらしい。ネコネズミによる捕食と、人間による生息地の破壊(野焼きなど)が絶滅の原因とされている。

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 ツル目』、財団法人東京動物園協会、1989年、55頁




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