チェックサムの計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 23:34 UTC 版)
「User Datagram Protocol」の記事における「チェックサムの計算」の解説
チェックサムの計算法は RFC 768 で以下のように定義されている。 IPヘッダからの情報で作られる擬似ヘッダとUDPヘッダとデータを長さが2オクテットの倍数になるように(必要なら)値がゼロのオクテットでパディングし、各2オクテットの1の補数の総和の1の補数の下位16ビットをチェックサムとする。 つまり、全16ビットワードを1の補数演算で足しあわせる。その合計を1の補数化すればUDPのチェックサム・フィールドの値になる。 チェックサム計算の結果がゼロになる場合(16ビット全部が0)、チェックサムを省略する場合と区別するため、その1の補数(全ビットが1)を設定する。 IPv4とIPv6ではチェックサム計算に使うデータに差異がある。
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