ターミナリアベリリカ抽出物含有食品の抗肥満作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 04:56 UTC 版)
「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」の記事における「ターミナリアベリリカ抽出物含有食品の抗肥満作用」の解説
肥満気味(BMI23~30)の健常成人被験者100名を対象に、1日2回、食事とともに、ターミナリアベリリカ由来没食子酸を含む錠剤、またはターミナリアベリリカ由来没食子酸を含まない錠剤(プラセボ)を、それぞれ12週間摂取させた。摂取前、摂取8及び12週間後にお腹の脂肪(腹部内臓脂肪面積、腹部皮下脂肪面積、腹部全脂肪面積)及び体重(BMI)を測定し解析に用いた。その結果、最終的に被験食品群41名、対照食品群42名の計83名を解析対象とした。被験食品群は対照食品群と比較して、摂取8週間後以降、腹部内臓脂肪面積、腹部皮下脂肪面積、腹部全脂肪面積、体重及びBMIが有意に減少した。健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の脂肪の吸収を抑えて、食後中性脂肪の上昇を抑える機能を有することが示された。
※この「ターミナリアベリリカ抽出物含有食品の抗肥満作用」の解説は、「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」の解説の一部です。
「ターミナリアベリリカ抽出物含有食品の抗肥満作用」を含む「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」の記事については、「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」の概要を参照ください。
- ターミナリアベリリカ抽出物含有食品の抗肥満作用のページへのリンク