タル・ウィルケンフェルドとは? わかりやすく解説

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タル・ウィルケンフェルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 00:32 UTC 版)

タル・ウィルケンフェルド
Tal Wilkenfeld
タル・ウィルケンフェルド(2008年11月)
基本情報
生誕 (1986-12-02) 1986年12月2日(36歳)
出身地 オーストラリアシドニー
ジャンル フュージョンジャズロックファンク
職業 ベーシスト
担当楽器 エレクトリックベースギターボーカル
活動期間 2002年 -
共同作業者 チック・コリア
ヴィニー・カリウタ
ジェフ・ベック
ウェイン・クランツ
公式サイト www.talwilkenfeld.com

タル・ウィルケンフェルドTal Wilkenfeld1986年12月2日 - )は、オーストラリアシドニー出身の女性ベーシスト

経歴

14歳の時にギターを始める。その後高校を中退しオーストラリアからロサンゼルスに移住。アメリカに行った当初はギタリストとしてのトレーニングを受けていたが、17歳の時にベーシストに転向した。影響を受けたベーシストとして、ジャコ・パストリアスアンソニー・ジャクソンを挙げている[1]

2007年、初のリーダー・アルバム『トランスフォーメーション』発表(日本発売は2009年)。その後、チック・コリアヴィニー・カリウタのオーストラリア・ツアーに参加。2007年7月にはジェフ・ベックのバンドのレギュラー・ベーシストに抜擢され、クロスロード・ギター・フェスティバルでジェフと共演し、注目を集めた。ジェフのライブ・アルバム『ライヴ・ベック3〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』でも、タルの演奏が聴ける。その他、ハイラム・ブロックスティーヴ・ヴァイオールマン・ブラザーズ・バンドウェイン・クランツなどと共演。2009年2月にはジェフ・ベックのジャパン・ツアーに同行した。2010年にはハービー・ハンコックのイマジン・プロジェクトに同行するが、ツアー中ローディーが彼女の足にアンプヘッドを落として緊急入院。そのままツアーを離れてヴィニー・カリウタやウェイン・クランツ、プリンス等が参加しているとされたアルバムのレコーディングに挑んでいる。なお、ハービーのツアーはその後マーカス・ミラーピノ・パラディーノ、ジェームス・ジナスが参加して継続された。

2023年1月、インキュバスのベーシスト、ベン・ケニーが病気療養中のため、タル・ウィルケンフェルドが代役で参加[2]

使用機材

フェンダー・ジャズベースを模倣した、サドウスキーのタル・ウィルケンフェルド・シグネイチャー・モデル。その他、予備も含めて数本持っている。ベースアンプはEBSを使用している。

ディスコグラフィ

ソロ・アルバム

  • 『トランスフォーメーション』 - Transformation (2007年)
  • 『ラヴ・リメインズ』 - Love Remains (2019年)

シングル

  • "Corner Painter" (2016年)
  • "Under the Sun" (2018年)[3]
  • "Killing Me" (2019年)

参加アルバム

ジェフ・ベック

ハービー・ハンコック

リー・リトナー

その他

脚注

  1. ^ 『トランスフォーメーション』日本盤CD(KICJ 553)ライナーノーツ(近藤正義)
  2. ^ タル・ウィルケンフェルドがインキュバスに一時的に参加”. amass (2023年1月28日). 2023年2月9日閲覧。
  3. ^ Official video - YouTube.

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