タチレクとは? わかりやすく解説

タチレク【Tachileik】

読み方:たちれく

ミャンマー東部の町。タイとの国境位置しサーイ川を挟んでタイメーサイ隣接するタイとの間で観光客物資往来が盛ん。かつて黄金の三角地帯とのアヘン取引拠点だった。タチレイ


タチレク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 09:50 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
タチレク
တာချီလိတ်မြို့

タチレクの国境入口付近
位置
タチレク
タチレク (ミャンマー)
タチレク
タチレク (東南アジア)
座標 : 北緯20度27分 東経99度53分 / 北緯20.450度 東経99.883度 / 20.450; 99.883
行政
ミャンマー
 州 シャン州
 管区 タチレク管区
 市 タチレク
その他
等時帯 ミャンマー標準時 (UTC+6:30)

タチレクビルマ語: တာချီလိတ်(မြို့)ALA-LC翻字法: Tākhyīlitʻ (mrui')IPA: /tàt͡ɕʰìleʲʔ (mjo̰)/ ターチーレイッ(・ミョウ); Tachileik)は、ミャンマーシャン州タチレク管区英語版にある都市タイチエンラーイ県メーサーイ郡国境を接している。国境線にはサーイ川英語版が流れている。

タイ側から観光客や買い物客が多く押し寄せており、通貨もバーツが通用する。国境から数キロの範囲は、ビザ無しで数日間滞在できるため、外国人観光客にも人気がある。 観光スポットとしては、比較的大きいパゴダが2,3あるほか、首長族などが土産物屋を営む、民族村のような施設がある。

タイ、ラオス、ミャンマーの3ヶ国の国境が交わる黄金の三角地帯からも近い。

歴史

タチレクは、黄金の三角地帯からのアヘン貿易[1]に使われる国境検問所であった。また麻薬王クン・サ[1]の根拠地だった。

2011年3月24日、タチレク近郊がマグニチュード6.8のミャンマー地震に襲われ、遠く離れたタイチェンライまで被害が出た。

脚注

  1. ^ a b Chien, Choo Tse (2004) "Border Areas & Into Burma Photo Gallery" at pbase.com, archived here on 9 February 2005 by Internet Archive



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タチレク」の関連用語

タチレクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タチレクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタチレク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS