タイ国家災害警報センターとは? わかりやすく解説

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タイ国家災害警報センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 09:56 UTC 版)

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タイ国家災害警報センター (タイ語:ศูนย์เตือนภัยพิบัติแห่งชาติ英語:National Disaster Warning Center:NDWC)は、タイ王国内閣デジタル経済社会省の監督下の公共機関の一つ。2005年5月31日に設置[1]

概要

タイ国家災害警報センターは、自然災害の情報の収集や早期警戒システムの維持を行い、緊急時には国内に警報を発することを担当する公共機関である。スマトラ沖地震の反省の中で生まれた機関であり、ハワイ太平洋津波警報センターや日本の気象庁などと早期警戒ネットワークを構築している。

歴史

所在地

ノンタブリー県 ムアンノンタブリー郡 タムボン・バーンクラソー ラタナティベート通り タイ国家衛星情報センタービル(อาคารศูนย์สื่อสารดาวเทียมในประเทศ ถนนรัตนาธิเบศ ต.บางกระสอ อ.เมือง จ.นนทบุรี 11000

早期警報システム

  • アメリカ地質調査所、太平洋津波警報センター、日本気象庁、インドネシア気象庁、またはその他国際機関からの警報受信。
  • タイ、プーケット西1,000kmのアンダマン海上には津波観測用のブイがあり、津波発生時にはハワイ・太平洋津波警報センターに信号が送られる[2]
  • 津波や洪水が予測された場合、タイ沿岸に設置された100基以上の警報機によってまず、サイレンで警報発令。
  • 警報機からは赤色の警告灯が点灯し、英語、日本語中国語ドイツ語、タイ語による放送が行われる。
  • 同時に警報発令地域には地元テレビ局、AMとFMラジオ局、アマチュア無線局と、地元ラジオネットワークを介して発令。SMSを利用し、携帯電話にも情報送信。
  • 高台、避難所への誘導。

脚注

  1. ^ http://www.thailandtravel.or.jp/news/view.php?&id=1254710147 タイ国政府観光庁「タイ国政府観光庁副総裁スラポーンによるツーリズムと危機管理についての発表」(2009年10月5日
  2. ^ 「タイの津波観測用ブイ、電池切れで稼働せず」読売新聞 2009年12月26日

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