タイヤコード
タイヤケーシングの構成要素である合成繊維や鋼鉄線のこと。初期は、綿布が用いられたがレーヨン(人造絹糸の要素)の発明とともに、綿コードに代わった。その後、ナイロン、ポリエステルコード、スチールコードへと変遷。現在のカーカスコードは乗用車用でポリエステル、トラック・バス用ではスチールベルトを採用。また、ベルト層の役割は遠心力による膨張変形を円環状のベルトで抑えることであり、スチールコードが好適。これにより高速時にも転がり抵抗が少なく、走行安定性も進歩した。懸架装置の改良とロングライフが好まれ、各国で普及が進んだ。
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