ゼンゼタル鉄道BDe4/6 102-103形
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「ベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道ABDZe4/6 731...737形電車」の記事における「ゼンゼタル鉄道BDe4/6 102-103形」の解説
731、736号機は1985年にゼンゼタル鉄道に譲渡されている。 譲渡される2機は廃車となった737号機の部品も使用して1984年からシュピーツ工場で1等室と郵便仕分室、郵便荷物室を2等室に改造するなどの改造を受け、731号機がBDe4/6 102-103形の102号機、736号機が103号機として102号機が1985年5月から、103号機が1986年5月から使用されている。主な改造内容は以下の通り。前位側車体の前位側1等室および郵便仕分室、郵便荷物室を2等室として1室とし、シートおよび窓の間隔は旧1等室のもののままとして2+3列の座席を設置するとともに、旧郵便仕分室、郵便荷物室部には客室窓を設置。 同じく前位側車体の後位側1等室も座席を2+3列のものとして2等室に変更。 側面窓を角部にR付のものに改造。 扉回路の変更。 車体塗装を明緑色をベースに車体下部に白と濃緑色の帯が入るものに変更。 BDe4/6 102-103形のうち102号機は1997年に老朽化のため、103号機は1999年に事故のためそれぞれ廃車となり、その後103号機(旧736号機)はベルン路面電車博物館に譲渡されて復元待ちの状態となり、2003-04年にはベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道の青とクリーム色の塗装に復元されていたが、前述のとおり2011年にBLS AGに戻されている。
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