オキサゼパム
分子式: | C15H11ClN2O2 |
その他の名称: | セラクス、セレスタ、セレナル、セレニド、ソブリル、タゼパム、ロンダル、シガカルム、セレパクス、オキサゼパム、Serax、Rondar、Sobril、Serenal、Serenid、Serepax、Seresta、Tazepam、Wy-3498、Oxazepam、Sigacalm、7-Chloro-1,3-dihydro-3-hydroxy-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepin-2-one、3-ヒドロキシ-N-デスメチルジアゼパム、3-Hydroxy-N-desmethyldiazepam、3-ヒドロキシノルジアゼパム、3-Hydroxynordiazepam、7-Chloro-3-hydroxy-5-phenyl-1,3-dihydro-2H-1,4-benzodiazepine-2-one、3-Hydroxy-5-phenyl-7-chloro 1H-1,4-benzodiazepine-2(3H)-one、3-Hydroxy-5-phenyl-7-chloro-1H-1,4-benzodiazepine-2(3H)-one |
体系名: | 7-クロロ-5-フェニル-1,3-ジヒドロ-3-ヒドロキシ-2H-1,4-ベンゾジアゼピン-2-オン、7-クロロ-3-ヒドロキシ-5-フェニル-1H-1,4-ベンゾジアゼピン-2(3H)-オン、7-クロロ-5-(フェニル)-3-ヒドロキシ-1H-1,4-ベンゾジアゼピン-2(3H)-オン、7-クロロ-5-フェニル-3-ヒドロキシ-1H-1,4-ベンゾジアゼピン-2(3H)-オン、7-クロロ-1,3-ジヒドロ-3-ヒドロキシ-5-フェニル-2H-1,4-ベンゾジアゼピン-2-オン、7-クロロ-3-ヒドロキシ-5-フェニル-1,3-ジヒドロ-2H-1,4-ベンゾジアゼピン-2-オン、3-ヒドロキシ-5-フェニル-7-クロロ1H-1,4-ベンゾジアゼピン-2(3H)-オン、3-ヒドロキシ-5-フェニル-7-クロロ-1H-1,4-ベンゾジアゼピン-2(3H)-オン |
セレニド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/20 14:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動セレニド(selenide)あるいはセレン化物はセレンが酸化数−2のアニオン (Se2−) として含まれている化合物であり、硫黄におけるスルフィドに対応する。セレニドとスルフィドの化学は似通っている。
スルフィドと同様に、水溶液中ではセレニドイオン (Se2−) は非常に塩基性が高い条件でのみ存在できる。中性条件では、セレニド水素イオン (HSe−) の状態が一般的である。酸性条件では、セレン化水素 (H2Se) が生成する。
一部のセレニドは空気中で酸化される。セレニドの強い還元力により、金属セレニドはスルフィドよりも容易に分解する(テルリドはさらに不安定である)。セレン化アルミニウムといった陽性金属のセレニドは空気中の湿気でも容易に加水分解され、有毒なセレン化水素ガスが発生する。
純粋なセレン化鉱物は希少であり、通常は多くの硫化鉱物中のスルフィドが部分的に置換された形で見出される。しかし、この置換の程度について商業的に関心が持たれるのは硫銅鉱の場合のみである。したがって、セレンは銅採掘の副産物として回収される。セレン化鉱物としてはセレン鉄鉱やユマング鉱が知られている[1]。
例
- セレン化ガリウム(II)
- セレン化インジウム(III)
- セレン化ナトリウム, Na2Se
- セレン化カドミウム
脚注
- ^ Bernd E. Langner "Selenium and Selenium Compounds" in Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, 2005, Wiley-VCH, Weinheim. doi:10.1002/14356007.a23_525.
外部リンク
セレニド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:02 UTC 版)
セレニド(RSeR)はエーテル、スルフィドのセレン類縁体で、無機セレニドが有機置換基を持ったものである。炭素とセレンの電気陰性度はほぼ等しい(共に2.55)ためセレニドは両性の化合物であり、求核剤・求電子剤のいずれとしても作用する。ハロゲン化アルキル R'−X に対しては求核剤として反応してセレノニウム塩 R'RRSe+X−を与え、有機リチウム R'Li との反応では求電子剤として作用し、セレンの空の4d軌道によって安定化されたカルボアニオンを持つアート錯体 R'RRSe−Li+ が生成する。このアート錯体は分解してセレニドに戻るが、その際配位子の交換が起こったR'SeRも生成する。
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