セルリエトラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 04:41 UTC 版)
セルリエトラスとは望遠鏡に使用されている管を組み合わせた構造体である。1935年に技術者のマルク・U・セルリエ(Mark U. Serrurier)によってパロマ山の200インチヘール望遠鏡の為に設計されたもので、望遠鏡の姿勢が変化しても、主鏡と副鏡が同一の光軸を維持するようになっている。トラスの上部には引張力が働き、下部には圧縮力が働く。赤道儀の場合にはトラスは2方向に変形するが、経緯台の場合の変形は1方向である。 セルリエトラスの例: 200インチ(5メートル)ヘール望遠鏡 イエナの50センチメートル望遠鏡 シングルトラスのドブソニアン Mayall望遠鏡のセルリエトラス
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