セベールの事故死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:54 UTC 版)
「1973年アメリカグランプリ」の記事における「セベールの事故死」の解説
「フランソワ・セベール#事故死」も参照 セベール用の006は前戦カナダGPでの事故で破損していたため、オイルクーラーの位置が変更された新車の006/3に乗車していた。予選2日目の10月6日、午前のセッション終了間際の時点でセベールは予選4位に相当する1分40秒444のタイムを記録し、さらなるタイム短縮のため再度コースインした。第1コーナーの先にある登り坂の高速S字コーナー、エセスに差し掛かった時、セベールの006は突然コントロールを失ってコース右側のガードレールに衝突。その衝撃で006はコース反対側に跳ね飛ばされ、逆さまになってガードレールの真上に落ちた。直後を走っていたシェクターは即座に現場に駆け寄ったが、セベールはガードレールによって鼠径部から顎にかけて切り裂かれ即死していた。 事故を受け、この日の夜ティレルはスチュワートとクリス・エイモンの決勝レースからの撤退を決定した。
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