セグメント方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 03:38 UTC 版)
セグメント方式(セグメントほうしき、英: memory segmentation)は、メモリ管理の方式の一つ。プログラムやデータをセグメントまたはセクションという「使用目的に応じた、可変な」大きさのまとまりで管理する。セグメントは、メモリ空間上で、情報の属性などによって分類されたグループである。セグメント方式でメモリ位置を参照するには、セグメントを識別する値とセグメント内のオフセットを指定する。セグメントまたはセクションはプログラムをコンパイルした際に生成されるオブジェクトファイルでも使われており、それらがリンクされて実行ファイルが生成され、そのイメージがメモリにロードされる。
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