セクストスの遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:54 UTC 版)
「セクストス・エンペイリコス」の記事における「セクストスの遺産」の解説
『ピュロン主義哲学の概要』の定番となっている版は、アンリ・エティエンヌが1562年にジュネーヴで出版したラテン語訳が付された版である。セクストスの『概要』は16世紀から18世紀にかけてヨーロッパで広く読まれ、なかでもミシェル・ド・モンテーニュやデイヴィッド・ヒュームに深い影響を与えた。また、ピエール・ベールの『歴史批評辞典(英語版)』によってもセクストスの思想は世に知られるようになった。ピュロン主義の遺産についてはリチャード・ポプキン(英語版)の『エラスムスからデカルトまでの懐疑主義の歴史とピュロン主義への道』The History of Skepticism from Erasmus to Descartes and High Road to Pyrrhonismが詳しい。
※この「セクストスの遺産」の解説は、「セクストス・エンペイリコス」の解説の一部です。
「セクストスの遺産」を含む「セクストス・エンペイリコス」の記事については、「セクストス・エンペイリコス」の概要を参照ください。
- セクストスの遺産のページへのリンク