セキュリティおよび出入国管理の内側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 02:32 UTC 版)
「空港ターミナルビル」の記事における「セキュリティおよび出入国管理の内側」の解説
出入国審査線を境にして、ここから制限区域または「コントロールドエリア」と呼ばれる。その空港のある国のビザを持っていない人でも制限区域内にいることが可能であるが、制限区域内であっても、空港施設は当該国内にあるため当該国の法律が適用され、当該空港の施設管理権や警察権・行政権の及ぶ範囲の場所に変わりはない。制限区域立入承認証を携帯していなければ、政府関係者と言えども線を越えての出入りは出来ない(大阪国際空港で2012年11月に、私服の警察官が「捜査のため」と称して警察手帳を提示したのみで保安検査場を通り抜けた後、行方がわからなくなり一時発着を見合わせるトラブルがあった)。 免税店(国際線の場合) 小売店、レストラン 航空会社のラウンジ 待合室 バゲージクレーム(英語版)(預け入れ手荷物の受取所) セキュリティ内手荷物検査場(国際線・国際線など乗り継ぎで、路線間の持ち込み手荷物の規制が異なる場合) 新しい空港では、保安上出発する旅客と到着する旅客が混ざらないように(銃刀や爆発物の受け渡しを防ぐため)、搭乗口を分岐させ、出発ロビーと到着ロビーが分離されていることがある。その場合、セキュリティ内の出発ロビー(搭乗口)近辺に各種施設が多数設置されている一方、到着ロビーでは店舗・ラウンジなどが利用できないこともある。
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