スペイン継承戦争の戦況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/28 15:31 UTC 版)
「スペインなくして講和なし」の記事における「スペイン継承戦争の戦況」の解説
詳細は「スペイン継承戦争」を参照 イギリスのスペインへの介入は1704年のジブラルタル占領と1705年のバルセロナ包囲戦、さらにポルトガル王国とカタルーニャの支持も確保するなど、順調な滑り出しだったが、1707年のアルマンサの戦いで大敗して痛手を負った。 同盟軍は1710年に再度進軍してサラゴサの戦いで大勝、マドリードに入城(スペイン語版)したが、すぐに撤退を余儀なくされ、さらにジェームズ・スタンホープ率いるイギリス軍がブリウエガの戦いで敗れて捕虜になった。その結果、スペインでの勝利の望みは一層薄れた。イギリスが支持したスペイン王候補のカール大公が1711年に突如神聖ローマ皇帝に選ばれて帰国したこともそれに拍車をかけた。
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