スピンのエッジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/05 21:32 UTC 版)
「スピン (フィギュアスケート)」の記事における「スピンのエッジ」の解説
基本のスピンは左足で(左回りの場合)行われ、左回りの回転力を作るために、バックインサイドエッジに乗って行われる。 バックスピン スピンは通常、左足で行われる(左回りの場合)が、バックスピンはこれを右足(右足のバックアウトエッジ)で行う。スピンを右足で回り始める事をバックエントランスと呼び、スピンのレベルの要素とカウントされる。 右足でのキャメルスピンはバックキャメル、シットスピンをバックシット等と呼ぶ。また、直立姿勢でフリーレッグ(左足)をクロスさせ、右足で高速回転を行う事を特にバックスクラッチと呼ぶ。村主章枝選手の高速スピンのように、プログラムの締めに行う選手が多い。 チェンジエッジ スピンは左足でも右足でも、通常後ろ向きに行う。これを回転中にエッジの傾きを変える(左足ならアウトエッジに、右足ならインエッジに変える)事によって、前向きに回転を行う事がある。このようにスピン中にエッジを変えることをチェンジエッジと呼び、レベルの要素としてカウントされる。 回転中のエッジの傾きの変化を見つけるのは困難であるが、チェンジエッジが行われた際には必然的に前向きの回転に変わるため、見極めることが出来る。 レベルアップの要素としては、この技術はあくまでエッジを「変える」技術である事から、後ろ向きの回転と前向きの回転を同じ基本姿勢の中でそれぞれ2回転以上ずつセットで行う事が要求されている。
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