スパッツァネーヴェ(除雪車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 02:06 UTC 版)
「フェラーリ・312B」の記事における「スパッツァネーヴェ(除雪車)」の解説
最初のバージョンは1972年末、フェラーリのテストコースであるフィオラノサーキットでプレス向けに公開された。フロントの空力処理が斬新で、箱型の幅広いノーズには2つの大きなNACAダクトが開口していた。ノーズとウィングが巨大な雪掻き(スノープラウ)のように見えるため「スパッツァネーヴェ(Spazzaneve 、イタリア語で除雪車の意)」という渾名を頂戴した。 結局、このタイプは実戦に一度も登場することなくお蔵入りになり、設計者のマウロ・フォルギエリはフェラーリのロードカー部門へ一時左遷された。その後社外に売却され、ヒストリックフォーミュライベントでその奇異な姿を見ることができる。
※この「スパッツァネーヴェ(除雪車)」の解説は、「フェラーリ・312B」の解説の一部です。
「スパッツァネーヴェ(除雪車)」を含む「フェラーリ・312B」の記事については、「フェラーリ・312B」の概要を参照ください。
- スパッツァネーヴェのページへのリンク