ストラヴィンスキー版
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「ホヴァーンシチナ」の記事における「ストラヴィンスキー版」の解説
1913年6月にセルゲイ・ディアギレフがパリで上演するにあたって、ストラヴィンスキーがラヴェルの助けを借りて編曲した版。終曲の合唱のボーカルスコアが1914年に出版された他は断片のみが残る。スターソフへの手紙をもとに、音楽が次第に消えていくのに合わせて古儀式派教徒たちが退場して幕になる終結部をムソルグスキーは考えていた、とパーヴェル・ラムは推論した。1913年ストラヴィンスキーは、厳かで悲壮な古儀式派教徒の合唱が次第に弱まって幕になる(ラムの見解と一致する)終結部を完成させた(アバド盤のCD)。演奏時間は約3時間5分。
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