ステップアップについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:03 UTC 版)
「応用情報技術者試験」の記事における「ステップアップについて」の解説
2015年(平成27年)度までは基本情報技術者試験(スキルレベル2)合格後に応用情報技術者試験(スキルレベル3)へとステップアップするというのが一般的なルートであったが、基本情報は午後のアルゴリズムとプログラミングが必須問題であり配点も大きいため、これらが苦手な人は合格するのが難しく、必然的に応用情報の受験を諦めてしまう人が少なくなかった(一応念のため書いておくと、制度上は基本情報に合格していなくても、いきなり応用情報を受験することは可能である。)。しかし、2016年(平成28年)度からは基本情報と同じスキルレベル2の情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)が新設されたため、セキュマネ合格後に(基本情報を経由せずに)応用情報へとステップアップするというルートも新たに追加された。基本情報は午後のアルゴリズムとプログラミングが必須問題であり配点も大きいため、これらが苦手な人はセキュマネ合格後にいきなり応用情報を受験することが推奨される(応用情報の午後はプログラミングが選択問題であり回避することが可能である。)。また、先にセキュマネに合格しておくと、応用情報のセキュリティの問題の対策にもなる。ただし、応用情報の午前ではセキュマネになかった基礎理論や開発技術の問題が出題される上に、午後が記述式になるため、その点は注意を要する。
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