スティーブンアダムズ_(バスケットボール)とは? わかりやすく解説

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スティーブン・アダムズ (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 04:35 UTC 版)

スティーブン・アダムズ
Steven Adams
メンフィス・グリズリーズでのアダムズ
(2021年)
ヒューストン・ロケッツ  No.12
ポジション C
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 Aquaman
Big Kiwi
国籍 ニュージーランド
生年月日 (1993-07-20) 1993年7月20日(31歳)
出身地 ベイ・オブ・プレンティ地方ロトルア
身長 211cm (6 ft 11 in)
体重 120kg (265 lb)
ウィングスパン 225cm  (7 ft 5 in)[1]
キャリア情報
高校 ロトルア・レイクス高等学校英語版
スコッツ・カレッジ英語版
ノートルダム・プレップ英語版
大学 ピッツバーグ大学
NBAドラフト 2013年 / 1巡目 / 全体12位[1]
プロ選手期間 2011年–現在
経歴
2011 ウェリントン・セインツ英語版
2013-2020 オクラホマシティ・サンダー
2020-2021 ニューオーリンズ・ペリカンズ
2021-2024 メンフィス・グリズリーズ
2024- ヒューストン・ロケッツ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ ニュージーランド

スティーブン・フナキ・パエア・ヘ・オファ・キ・ロア・アダムズSteven Funaki Paea He Ofa Ki Loa Adams[2], 1993年7月20日 - )は、ニュージーランドロトルア出身のプロバスケットボール選手。NBAヒューストン・ロケッツに所属している。ポジションはセンター。愛称は「アクアマン」。

経歴

生い立ち

18人兄姉の末っ子として生まれたスティーブンは、子供の頃はオールブラックス入りを夢見てラグビー選手を目指していたという。13歳の頃からバスケットボールを始め、16歳で国内リーグでデビュー。高校大学に通いながらプロ選手として活躍し、2011年には国内リーグのウェリントン・セインツ英語版で優勝を経験した[3]

カレッジ

その後知人の紹介で渡米。マサチューセッツ州の高校に留学し、大学はピッツバーグ大学に進学。2012-13シーズンビッグイースト・カンファレンスのルーキーチームに選出された。そしてアダムズは、2013年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明[4]。ドラフトでは12位でオクラホマシティ・サンダーから指名された[5]

オクラホマシティ・サンダー

1年目の2013-14シーズンは、シーズン途中に不調のケンドリック・パーキンスに代わり先発に起用されて奮闘し、NBAオールルーキーチームのセカンドチームに選出された[6]

その後はラッセル・ウェストブルックケビン・デュラントと共に、チームを牽引。

2016-17シーズン開幕前の2016年10月31日、サンダーと4年総額1億ドルで契約を延長した[7]

ニューオーリンズ・ペリカンズ

2020-21シーズン開幕前の11月にデンバー・ナゲッツミルウォーキー・バックスも絡む4球団のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズに移籍し、直後に2023年夏までの2年3500万ドルで契約延長した[8]。2021年1月6日のサンダー戦で自身最多の10アシストかつ自身初のトリプルダブルを記録した[9]

メンフィス・グリズリーズ

2021年8月7日に3チーム間のトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍した[10]

2023年1月23日のサンズ戦でルーズボールダイブをした際に右膝の後十字靭帯を捻挫したために、3〜5週間を欠場すると発表。同年10月22日、同箇所の手術のために2023-24シーズンを全休すると発表した。

ヒューストン・ロケッツ

2024年2月1日にビクター・オラディポと3つのドラフト2巡目指名権とのトレードでヒューストン・ロケッツへ移籍した[11]

選手としての特徴

人物

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013–14 OKC 81 20 14.8 .503 --- .581 4.1 .5 .5 .7 3.3
2014–15 70 67 25.3 .544 .000 .502 7.5 .9 .5 1.2 7.7
2015–16 80 80 25.2 .613 --- .582 6.7 .8 .5 1.1 8.0
2016–17 80 80 29.9 .571 .000 .611 7.7 1.1 1.1 1.0 11.3
2017–18 76 76 32.7 .629 .000 .559 9.0 1.2 1.2 1.0 13.9
2018–19 80 80 33.4 .595 .000 .500 9.5 1.6 1.5 1.0 13.9
2019–20 63 63 26.7 .592 .333 .582 9.3 2.3 .8 1.1 10.9
2020–21 NOP 58 58 27.7 .614 .000 .444 8.9 1.9 .9 .7 7.6
2021–22 MEM 76 75 26.3 .547 .000 .543 10.0 3.4 .9 .8 6.9
2022–23 42 42 27.0 .597 .000 .364 11.5 2.3 .9 1.1 8.6
2023–24 負傷により全休
HOU 負傷により全休
2024–25 58 3 13.7 .545 .000 .462 5.6 1.1 .4 .5 3.9
通算 764 644 25.8 .586 .059 .533 8.0 1.5 .8 .9 8.8

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014 OKC 18 0 18.4 .689 --- .348 4.1 .2 .1 1.3 3.9
2016 18 18 30.7 .613 .000 .630 9.5 .7 .5 .8 10.1
2017 5 5 31.4 .643 --- .364 6.9 1.4 1.2 1.8 8.0
2018 6 6 33.3 .587 --- .692 7.5 1.5 .7 .7 10.5
2019 5 5 31.8 .667 .000 .375 7.2 1.4 1.0 1.0 11.8
2020 7 7 30.0 .596 .000 .450 11.6 1.3 .6 .3 10.1
2022 MEM 7 5 16.3 .429 --- .545 6.4 2.1 .1 .1 3.4
2025 HOU 7 0 22.1 .600 --- .533 6.6 .6 .4 1.1 5.7
通算 73 46 25.7 .614 .000 .534 7.3 .9 .5 .9 7.5

1試合最多記録

  • 得点:27(2017年12月1日)
  • リバウンド:23(2018年12月19日)
  • アシスト:10(2021年1月6日)
  • スティール:6(2014年3月24日)
  • ブロック:6(2014年11月16日)

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2012–13 ピッツバーグ 32 32 23.4 .571 --- .443 6.3 .6 .7 2.0 7.2

脚注

外部リンク




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