スティル・ウォームとは? わかりやすく解説

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スティル・ウォーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 05:04 UTC 版)

スティル・ウォーム
ジョン・スコフィールドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1985年6月 ニューヨーク メディアサウンド[1]
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル グラマヴィジョン・レコード
プロデュース スティーヴ・スワロウ
専門評論家によるレビュー
ジョン・スコフィールド アルバム 年表
エレクトリック・アウトレット
(1984年)
スティル・ウォーム
(1986年)
ブルー・マター
(1987年)
テンプレートを表示

スティル・ウォーム[注釈 1]』(Still Warm)は、アメリカ合衆国ジャズギタリストジョン・スコフィールド1986年に発表したスタジオ・アルバム

背景

スコフィールドは1985年までマイルス・デイヴィスのグループに在籍しており、本作のレコーディングはデイヴィスのツアーの合間に行われた[2]。なお、本作でベースを弾いたダリル・ジョーンズは、デイヴィスの『デコイ』(1984年)、『ユア・アンダー・アレスト』(1985年)といったアルバムでもスコフィールドと共演している[3][4]

スコフィールドは本作のレコーディングにおいて、アイバニーズのギターとエフェクター、サンダウンのアンプを使用した[5]

反響・評価

アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで4位に達した[6]スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「ファンキーで探索的で、ある時は騒がしく、またある時はグルーヴが感じられる」「スコフィールドの特に重要な作品の一つというわけではないが、探求してみるべき刺激的な音楽」と評している[7]

トラック・リスト

全曲ともジョン・スコフィールド作曲。

# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「テクノ - Techno」    
2. 「スティル・ウォーム - Still Warm」    
3. 「ハイ・アンド・マイティ - High and Mighty」    
4. 「プロトコル - Protocol」    
5. 「ルール・オブ・サム - Rule of Thumb」    
6. 「ピック・アンド・パン - Picks and Pans」    
7. 「ギルB643 - Gil B643」    

パーソネル

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 日本初回盤LP (18-8508-1)には『鯔背』という邦題が付いていたが、後の再発CDで原題のカタカナ表記に変更された。

出典

  1. ^ John Scofield - Still Warm (LP, Album) at Dsicogs
  2. ^ Nicholson, Stuart. “In Conversation With John Scofield”. Jazz.com. 2015年12月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月11日閲覧。
  3. ^ Decoy - Miles Davis | Credits | AllMusic
  4. ^ You're Under Arrest - Miles Davis | Credits | AllMusic
  5. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  6. ^ John Scofield - Awards”. AllMusic. 2015年5月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月11日閲覧。
  7. ^ Yanow, Scott. “Still Warm - John Scofield”. AllMusic. 2017年4月11日閲覧。



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