スタック・リー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/12 09:21 UTC 版)
「スタック・アン・アーミン」の記事における「スタック・リー」の解説
スタック・リー(Stac Lee)とは、セント・キルダ群島に存在する高さ約170mの海食柱である。かつて「Stac-Ly」と呼ばれたこともある。 ちなみに、「Ly」とは「Shelter」(日本語で言うと「小屋」)という意味なので、「Stac-Ly」は「小屋のような形をした(海食されてできた)石柱」といった意味となる。スタック・リー(Stac Lee)という名称は、この「Stac-Ly」に由来している。ただし、英語の「Lee」は「風の当らない場所、風から保護される場所」といった意味だが、「Shelter」にも「小屋」以外に「風雨などをしのぐ場所」といった意味があり、「Lee」は「Shelter」よりも堅い正式な語(風に重きを置いた語)として用いられる。 スタック・リーの位置は、おおよそ北緯57度52分、西経08度30分。イギリス陸地測量部によれば、その高さは172mであるとされている。ただし、スコットランドのナショナルトラストによれば、その高さは165mであるとされている。かつては、このスタック・リーで海鳥の猟が行われていた。 このスタック・リーを南から見ると大きな岩の壁に見える。一方、西から見ると、針、あるいは、鉛筆の先のように見える。そして、南西から見ると、巨大な鉤のように見える。
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