ジョージ6世との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 02:13 UTC 版)
「ライオネル・ローグ」の記事における「ジョージ6世との出会い」の解説
1925年大英帝国博覧会(英語版)におけるヨーク公アルバート王子(後のジョージ6世)の吃音混じりのスピーチをラジオで聴き、ヨーク公の治療依頼を受けて、1926年に治療を開始。当時、言語療法は胡散臭い民間療法と思われていたが、後にはジョージ6世の戴冠式には妻とともに貴賓席に招待されるほど両者は親密となった。 ローグの吃音治療は成功し、1939年9月、ジョージ6世は第二次世界大戦の対独宣戦布告時のラジオ演説(イギリスならびに海外領土、イギリス連邦諸国への生放送)を吃らずに成し遂げた。ジョージ6世の吃音が治癒に向かうにつれローグの収入は減ったが、1944年にはロイヤル・ヴィクトリア勲章のコマンダー章(CVO)を授与されるなど、その親交は続いた。
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