ジョセフ・スミスの主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 14:36 UTC 版)
「モルモン書」の記事における「ジョセフ・スミスの主張」の解説
ジョセフの言及によると、1823年9月、17歳になった彼はモロナイという天の使者の訪れを受けた。そしてモロナイはジョセフに、アメリカ大陸の古代の住民の記録が近くの丘に埋められていることを伝えた。また、その記録にはイエス・キリストの完全な福音が載っていることも告げた。 1827年9月、21歳になったジョセフは金版の書を現在のクモラの丘(現在のニューヨーク)から掘り出し、神の霊感によってその書物を英語に翻訳し,この記録を編纂した古代の預言者モルモンの名にちなんでモルモン書と名づけたとされる。この書物はキリストについての(聖書と並ぶ)もう一つの証として,イエス・キリストの神性を証明すると主張している。 モルモン書の最後の預言者モロナイは、モルモン書が真実かどうか知りたいと願うすべての人に、次のような約束を残した。「また,この記録を受けるとき、これが真実かどうかキリストの名によって永遠の父なる神に問うように,あなたがたに勧めたい。もしキリストを信じながら、誠心誠意問うならば、神はこれが真実であることを,聖霊の力によってあなたがたに明らかにしてくださる。」(モロナイ10:4) 2010年現在、モルモン書は106以上の言語に翻訳され、教会員は聖書と共に使用している。
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