ジョスリン・デルクールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョスリン・デルクールの意味・解説 

ジョスリン・デルクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 04:16 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
獲得メダル

ジョスリン・デルクール
フランス
陸上競技
オリンピック
1964 東京 4×100mリレー
1968 メキシコ 4×100mリレー
ヨーロッパ陸上選手権
1958 ストックホルム 200m
1962 ベオグラード 100m
1966 ブダペスト 4×100mリレー

ジョスリン・デルクール(Jocelyn Delecour, 1935年1月2日 - )は、フランス陸上競技選手。トゥールコワン生まれ。1964年東京オリンピック、1968年メキシコオリンピックの銅メダリストである。

経歴

デルクールは、1956年メルボルンオリンピックに出場。4×100mリレーのメンバーとして出場を果たしたが、このときは準決勝で敗退している。2年後のストックホルムのヨーロッパ選手権には100m、200m、4×100mリレーの3種目に出場。結果は100mで4位、4×100mリレーで5位となったが、200mでは3位となり銅メダルを獲得した。

デルクールは1960年に2度目のオリンピックとなるローマオリンピックに出場。100m、200mは準々決勝敗退。4×100mリレーも予選敗退と結果を残すことができなかった。2年後のベオグラードのヨーロッパ選手権では、100mで銀メダル。200mと4×100mリレーで4位という結果を残している。

1964年には3度目のオリンピックとなる東京オリンピックに出場。個人種目の200mは準決勝で敗退したものの、デルクールはポール・ジュヌヴェ、ベルナール・レブール、クロード・ピケマルのメンバーで構成された4×100mリレーでアメリカポーランドに次いで銅メダルを獲得した。2年後のブダペストで開催されたヨーロッパ選手権では4×100mリレーのみの出場であったが金メダルを獲得し、デルクールは大きな国際大会で初めて優勝を果たした。

デルクールは、4回連続出場となった1968年メキシコオリンピックでは100mと4×100mリレーに出場。100mは準々決勝で敗退したが、4×100mリレーでは前回大会もメンバーであったピケマルとジェラール・フェヌーイ、ロジェ・バンビュクとともに、アメリカ、キューバに次いで銅メダルを獲得。2大会連続の表彰台となった。

主な実績

大会 場所 種目 結果 記録
1958 ヨーロッパ陸上選手権 ストックホルム(スウェーデン) 100m 4位 10秒5
1958 ヨーロッパ陸上選手権 ストックホルム(スウェーデン) 200m 3位 21秒3
1958 ヨーロッパ陸上選手権 ストックホルム(スウェーデン) 4×100mリレー 5位 41秒0
1962 ヨーロッパ陸上選手権 ベオグラード(ユーゴスラビア) 100m 2位 10秒4
1962 ヨーロッパ陸上選手権 ベオグラード(ユーゴスラビア) 200m 4位 21秒0
1962 ヨーロッパ陸上選手権 ベオグラード(ユーゴスラビア) 4×100mリレー 4位 40秒0
1964 オリンピック 東京(日本) 4×100mリレー 3位 39秒3
1966 ヨーロッパ陸上選手権 ブダペスト(ハンガリー) 4×100mリレー 1位 39秒4
1968 オリンピック メキシコシティ(メキシコ) 4×100mリレー 3位 38秒4

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョスリン・デルクール」の関連用語

ジョスリン・デルクールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョスリン・デルクールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョスリン・デルクール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS