ジャック・ジョーンズ_(外野手)とは? わかりやすく解説

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ジャック・ジョーンズ (外野手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:48 UTC 版)

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ジャック・ジョーンズ
Jacque Jones
カブスでの現役時代(2007年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンディエゴ
生年月日 (1975-04-25) 1975年4月25日(46歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1996年 MLBドラフト2巡目(全体37位)でミネソタ・ツインズから指名
初出場 1999年6月9日
最終出場 2008年6月10日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国
五輪 1996年
オリンピック
男子 野球
1996 野球

ジャック・ドウェイン・ジョーンズJacque Dewayne Jones , 1975年4月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手外野手)。左投左打。

経歴

プロ入りとツインズ時代

1996年MLBドラフト2巡目(全体37位)でミネソタ・ツインズから指名され、アトランタオリンピック野球アメリカ合衆国代表として出場した後に入団。1999年6月9日シンシナティ・レッズ戦で7番・右翼手としてMLBデビューを果たすが、4打数無安打に終わった。同年は主に中堅手として出場したが、トリー・ハンターとの兼ね合いで2000年からは左翼手を任されるようになる。2003年フラッグシップ・ディールシャノン・スチュワートの加入後の影響もあり、2004年からは主に右翼手に就くようになった。

カブス移籍後

2005年オフにシカゴ・カブスと3年契約を結んだ。

2006年は開幕から正右翼手として自己最多と並ぶ27本塁打をマーク。故障と家族問題でシーズンの大半を棒に振った主砲のデレク・リーの穴を埋め、初のナ・リーグをものともしない活躍を見せた。

2007年も正右翼手として開幕からプレーしていたが、前年オフにFAで加入して正中堅手として予定されていたアルフォンソ・ソリアーノの故障による離脱、コンバートされてわずか2年目の外野守備の不安、ルーキーで有望株のフェリックス・ピーエイの経験不足などの理由から、シーズン途中に中堅手にコンバートされた。そのような影響もあり、メジャーデビューした1999年以来となる一桁本塁打などの打撃不振に陥った。

同年オフにオマー・インファンテとのトレードで、デトロイト・タイガースに移籍。2008年シーズンは、右打ちのマーカス・テームズと共に、対右投手用の左翼手としてツープラトン起用が予定されていた。しかし、24試合で打率.165と不振の為に5月5日DFAとなった。その後FAとなり、5月19日フロリダ・マーリンズとマイナー契約を結んだ後、5月23日にメジャー昇格した。しかし、6月12日にまたしてもDFAとなった。

2009年2月5日にレッズとマイナー契約も、メジャー昇格することなく5月30日に戦力外となり、その後のシーズンはアメリカ独立リーグカナディアン・アメリカン・リーグに加盟するニューアーク・ベアーズでプレーした。2010年2月9日に古巣・ツインズとマイナー契約も、ここでもメジャー昇格はならず、11月5日にFAとなった。

引退後

2016年シーズンからワシントン・ナショナルズの打撃コーチ補佐に就任することとなり[1]、2年間務めた[2]

選手としての特徴

2004年から2006年まで3年連続で20本以上の本塁打を放っている一方で、本塁打狙いの打撃をしてしまうために打率が低下傾向にあり、三振の数も多い。また、四球を選ばないので出塁率が低い。

ポジションは右翼手で、中堅手左翼手でのプレー経験もある。ツインズ時代はトリー・ハンターと左中間、右中間を組んでいた。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1999 MIN 95 347 322 54 93 24 2 9 148 44 3 4 1 3 17 1 4 63 7 .289 .329 .460 .789
2000 154 550 523 66 149 26 5 19 242 76 7 5 1 0 26 4 0 111 17 .285 .319 .463 .781
2001 149 519 475 57 131 25 0 14 198 49 12 9 2 0 39 2 3 92 10 .276 .335 .417 .751
2002 149 626 577 96 173 37 2 27 295 85 6 7 4 6 37 2 2 129 8 .300 .341 .511 .852
2003 136 548 517 76 157 33 1 16 240 69 13 1 1 5 21 2 4 105 10 .304 .333 .464 .797
2004 151 608 555 69 141 22 1 24 237 80 13 10 2 1 40 2 10 117 12 .254 .315 .427 .742
2005 142 585 523 74 130 22 4 23 229 73 13 4 2 4 51 12 5 120 17 .249 .319 .438 .757
2006 CHC 149 577 533 73 152 31 1 27 266 81 9 1 2 2 35 6 5 116 17 .285 .334 .499 .833
2007 135 495 453 52 129 33 2 5 181 66 6 3 3 3 34 5 2 70 15 .285 .335 .400 .735
2008 DET 24 90 7 10 13 2 1 1 20 5 0 1 0 2 8 0 1 18 2 .165 .244 .253 .498
FLA 18 44 37 5 4 0 0 0 4 2 0 0 0 1 6 1 0 8 1 .108 .227 .108 .335
'08計 42 134 116 15 17 2 1 1 24 7 0 1 0 3 14 1 1 26 3 .147 .239 .207 .446
MLB:10年 1302 4989 4594 632 1272 255 19 165 2060 630 82 45 18 27 314 37 36 949 116 .277 .326 .448 .775

背番号

  • 11(1996年 - 2007年)
  • 19(2008年 - 同年途中)
  • 29(2008年途中 - 同年終了)
  • 24(2016年 - 2017年)

代表歴

脚注

  1. ^ James Wagner (2015年11月27日). “Jacque Jones on joining the Nationals as assistant hitting coach” (英語). ワシントン・ポスト. 2016年2月16日閲覧。
  2. ^ Chelsea Janes (2017年10月24日). “On collateral damage and the Nationals’ future coaching staff” (英語). ワシントン・ポスト. 2017年11月20日閲覧。

関連項目

外部リンク




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