ジベンジルエーテルとは? わかりやすく解説

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ジベンジルエーテル

分子式C14H14O
その他の名称ベンジルエーテル、Benzyl ether、Dibenzyl ether、1,1'-[Oxybis(methylene)]bisbenzene、α,α'-Oxybistoluene、Bisbenzyl ether、[(ベンジルオキシ)メチル]ベンゼン、[(Benzyloxy)methyl]benzene
体系名:1,1'-(オキシビスメチレン)ビス(ベンゼン)、α,α'-オキシビストルエン、1,1'-[オキシビス(メチレン)]ビスベンゼン、ジベンジルエーテル、ビスベンジルエーテル


ジベンジルエーテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 00:10 UTC 版)

ジベンジルエーテル
dibenzyl ether
識別情報
CAS登録番号 103-50-4
特性
化学式 C14H14O
モル質量 198.26 g mol−1
外観 無色ないし淡黄色の液体
匂い 弱いアーモンド臭
沸点

297℃

への溶解度 0.004%
溶解度 アルコール・油類に可溶
危険性
引火点 134℃
半数致死量 LD50 2.5 g/kg (ラット、経口投与)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジベンジルエーテル: dibenzyl ether)は、化学式C14H14O で表される有機化合物酸素ベンジル基が二つ結合したエーテルである。

用途

溶媒やキャリア染色[1]、フルーツ・スパイス・ナッツ系フレーバー石鹸用フローラル系香料として使用される [2]

安全性

日本の消防法では危険物第4類・第3石油類に分類される。動物実験での半数致死量(LD50)は、ラットへの経口投与で2,500mg/kg。皮膚や眼に対する軽度の刺激性、水生環境に対する有害性がある[3]

脚注

  1. ^ ジベンジルエーテル (PDF)環境省環境保健部)
  2. ^ 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-X
  3. ^ 製品安全データシート(安全衛生情報センター)



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