ジェームズ・ゴールウェイとは? わかりやすく解説

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ジェームズ・ゴールウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 08:00 UTC 版)

ジェームズ・ゴールウェイ
James Galway
妻ジニー・ゴールウェイ(左)とジェームズ・ゴールウェイ(右)
基本情報
生誕 (1939-12-08) 1939年12月8日(85歳)
出身地 北アイルランドベルファスト
ジャンル クラシック音楽ケルト音楽ポップス
職業 フルート奏者、指揮者
担当楽器 フルートティン・ホイッスル
公式サイト www.jamesgalway.com

サー・ジェームズ・ゴールウェイ(Sir James Galway, OBE1939年12月8日 - )は、ベルファスト出身のイギリス北アイルランド)のフルート奏者、指揮者。「黄金のフルートをもつ男」(Man with the Golden Flute)の通称で知られる。ソリストとして数々の名声を獲得し、現在最高のフルート奏者の一人とされる。エリザベス2世より1979年大英帝国勲章を、2001年にはナイトの称号を授かっている。

経歴

ロンドン交響楽団ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を経て、1969年ヘルベルト・フォン・カラヤン率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受け合格し、1975年まで首席フルート奏者を務めた。一時期の不和の末に、退団しソリストとして活動することを決断し、カラヤンを驚かせ戸惑わせた。その後も独奏者として成功を収め、定期的に演奏活動を続けている。クラシック音楽のフルート奏者の中で指導的立場にある一人である。モーツァルトなどの定番の楽曲のほか、カール・ライネッケの協奏曲やソナタのように忘れられた楽曲も録音し、さらには民族音楽のアルバムも数点制作した。映画『ロード・オブ・ザ・リング』のサウンドトラックでも演奏を披露している。指揮者として、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席客演指揮者も務めている。

スイスルツェルン州メッゲン英語版に、アメリカ人で同じくフルート奏者である3人目の妻ジニー英語版(Lady Jeanne Galway)と暮らす。甥マーティン英語版コンピュータ音楽の世界で活動している。

近年愛用している楽器は、「ナガハラフルート、ボディ24金、キィ14金、H管、Cisトリル付き、ピンレスシステム」[1]

エピソード

  • 60歳の誕生日を記念してバラの品種に彼の名前が付けられた。イングリッシュ・ローズの一種で、日本では「ジェームズ・ギャルウェイ」と呼ばれている。

参考書籍

脚注

  1. ^ 『パイパーズ』 2009年12月号 14ページ

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