ジェリー・スローンヘッドコーチの引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 13:35 UTC 版)
「ユタ・ジャズ」の記事における「ジェリー・スローンヘッドコーチの引退」の解説
2010-11シーズンは、カルロス・ブーザーがFAに伴い、シカゴ・ブルズに移籍し、代わってFAのラジャ・ベルを獲得、アル・ジェファーソンをミネソタ・ティンバーウルブズからトレードで獲得し、ゴードン・ヘイワードを2010年のNBAドラフトで9位指名で獲得し、メインプレーヤーが大きく変わった。更にジャズを長年に渡って指揮してきたジェリー・スローンヘッドコーチとデロン・ウィリアムスがハーフタイム中に口論するなど確執が強まり、監督が突然辞任した要因になったとも報じられ、チームは低迷期へと逆戻りしていった。2011年2月23日、ジャズがウィリアムスとの高額な契約を結ぶのは困難と判断し、ニュージャージー・ネッツにトレードで放出した(ジャズは引き換えにデビン・ハリス、デリック・フェイバーズの2人の選手と、2011年・2012年のドラフト1巡目指名権、さらに300万ドルを獲得した)。シーズン途中で、ヘッドコーチと主力選手が代わったことで、負け越し4年続いていたプレーオフも逃した。2011-12シーズンは、タイロン・コービンのもと、生え抜き選手で、着実に成長を続けてきたポール・ミルサップとアル・ジェファーソンの安定感もあり、プレーオフに進むことができたが、1stラウンドでスパーズにスイープされシーズンを終えた。2012-13シーズンは、勝ち越すことはできたが、競合の多いウェスタンで、プレーオフ最終スポットを求め終盤戦まで粘ったもののレイカーズに振り切られ、9位に終わった。2013-14シーズンは、ポール・ミルサップ、アル・ジェファーソンのFAに伴い、大金を投じての引き止めは出来ず、主力2人を同時に失う中で、補強は、リチャード・ジェファーソン獲得などにとどまり、25勝57敗と大きく負け越し、シーズンを終えた。
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