ジェラベク双曲線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/28 10:16 UTC 版)

幾何学において、ジェラベク双曲線[注釈 1](ジェラベクそうきょくせん、英: Jerabek hyperbola)は、チェコの数学者ヴァーツラフ・ジェラベクにちなんで名付けられた、三角形の頂点、外心、垂心などを通る双曲線である[1]。オイラー線の等角共役点の軌跡としても定義される。
双曲線上の点
ジェラベク双曲線は、三角形の頂点、外心、垂心の他、以下の点などを通る[2]。番号は三角形の中心、 Encyclopedia of Triangle Centers を参照。
- 類似重心X6、重心X2の等角共役
- コスニタ点X54、九点円の中心X5の等角共役
- ド・ロンシャン点X20の等角共役X64
- 接触三角形の垂心X65、シフラー点X21の等角共役
- プラソロフ点X68、垂心三角形の垂心三角形と元の三角形の配景の中心X24の等角共役
- 逆補三角形の類似重心X69、接線三角形と垂心三角形の相似の中心X25の等角共役
双曲線の中心
Encyclopedia of Triangle Centers では、ジェラベク双曲線の中心(Jerabek center[3])はX125として登録されており、三線座標によって以下の式で与えられる[4]。
- ジェラベク双曲線のページへのリンク