シンクロ・ヴォックスとは? わかりやすく解説

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シンクロ・ヴォックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 08:04 UTC 版)

リミテッド・アニメーション」の記事における「シンクロ・ヴォックス」の解説

シンクロ・ヴォックス(Syncro-Vox, Synchro-Vox)は、静止画像アニメーション上のキャラクター口の部分に、口の実写映像光学合成するものであり、リミテッド・アニメーションの中で最も極端な例一つとして知られている。この技法は、1950年代エドウィン・"テッド"・ジレット英語版)がTVCM向けに動物しゃべっているように見せるために考案したのであるジレット1952年2月4日この手法を特許として申請し1956年3月27日特許取得した米国特許番号:第2,739,505号)。 音声映像同期難しかった当時、シンクロ・ヴォックスはアニメ制作省力化用いられるようになり、主な使用例としてはカンブリア・プロダクションズ(英語版)の『冒険王カーゴ』(原題Clutch Cargo、別邦題冒険王クラッチ)、『宇宙ライダー エンゼル』(Space Angelキャプテン・ゼロ)、『キャプテン・ファドム』(Captain Fathom)などが挙げられるその後、シンクロ・ヴォックスは本格的なアニメーション技法として使われることは少なかったものの、テレビ番組など笑いをとるため、ほかの実写映像別人の口を合成する形で使われるようになった

※この「シンクロ・ヴォックス」の解説は、「リミテッド・アニメーション」の解説の一部です。
「シンクロ・ヴォックス」を含む「リミテッド・アニメーション」の記事については、「リミテッド・アニメーション」の概要を参照ください。

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