シロナガスクジラの全身骨格標本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 16:38 UTC 版)
「下関市立しものせき水族館」の記事における「シロナガスクジラの全身骨格標本」の解説
1階の無料ゾーンには世界に数体しか存在せず、日本国内では唯一となるシロナガスクジラの全身骨格標本(実物)が展示されている。 同個体は1880年代にノルウェー北部フィンマルク沖で捕獲されたもので、長さは約26メートルにおよび、生息時の体重は106トンと推定されている。100年以上にわたりノルウェー・トロムソ大学博物館で保存されていたが、国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会が推進する「シロナガスクジラ回復プロジェクト」に関連した日本・ノルウェーの共同研究用資料として日本にもたらされ、同博物館より無償貸与・展示されている。またくじらの博物館(和歌山県東牟婁郡太地町)・道の駅和田浦WA・O!(千葉県南房総市)にてそれぞれこの骨格標本のレプリカが展示されている。
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