シャドーバン
【英】shadowban
シャドーバンとは、ソーシャルメディアの運営側が悪質なユーザーのアカウントの投稿をタイムライン等に表示させないように設定して(公の目に触れないようにして)半ばアカウント凍結(ban)に近い状態にする措置のことである。
ソーシャルメディア上の悪質なユーザーに対する一般的なペナルティはアカウント凍結である。アカウントが凍結されれば本人もフォロワーもそれと気づく。シャドーバンの場合、当該アカウントから投稿は従来どおり行えるため本人はシャドーバンに気づきにくく、フォロワーもアカウントが非表示の措置を食らっているのか、単に投稿が滞っているだけなのか、見極めがたい。特定のハッシュタグの検索結果からは排除されることになる。
シャドーバンはInstagramやTwitterなどで行われることがある。どのようなアカウントがシャドーバンの対象になるかは一概に言うことはできないが、公序良俗に半する投稿や振る舞い、ボットを使った人海戦術といった「ソーシャルメディアの本分を逸脱するような行為」がおおむね対象になるといえる。
シャドウバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:48 UTC 版)
2017年中ごろ、無関係な多くのハッシュタグを使うユーザー、大量のエンゲージメントを得るために金銭を払うユーザーの対策を始めたと発表した。俗にシャドウバン(Shadowban)と呼ばれるこの対策では、該当するアカウントは検索結果(ハッシュタグ)やアプリのエクスプローラセクションに表示されなくなる、つまりBANされている状態になる。Instagramは、現在は削除されているFacebookの投稿で、コンテンツを開発するときには、ハッシュタグよりビジネスの目標に集中するよう書いていた。
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