シボレスとは? わかりやすく解説

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シボレテ

別表記:シボレス
英語:shibboleth

特定の人種民族などを判別するために用いられる言葉のこと。シボレテは歴史上しばしば、虐殺対象選別する際に用いられてきた。シボレテはヘブライ語で「穀物の穂」や「川の流れ」などを意味する語だが、「士師記」によると、ギレアデ人がヨルダン川渡って逃げてくる人々にこの語を言わせて、「sh」の音が発音できなければエフライム人だと判断して殺害した

シボレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 15:19 UTC 版)

シボレス (英語: Shibboleth) は、インターネット2の「ミドルウェア構想」(Middleware Initiative)[1] の下で、連合アイデンティティによる認証認可基盤のアーキテクチャとそのオープンソースによる実装を創出するプロジェクトである。記述にはセキュリティ・アサーション・マーク付け言語 (SAML) を用いる。連合アイデンティティによって、あるセキュリティ領域での利用者情報を、連合に属する他の組織へ提供することができる。これによって複数の領域にまたがるシングルサインオン (SSO) を実現でき、コンテンツの提供者ごとに利用者名やパスワードを保守する必要がなくなる。アイデンティティ・プロバイダ (IdP) が利用者の情報を提供し、サービス・プロバイダ (SP) がその情報を利用して保護されたコンテンツにアクセスできるようにする。


  1. ^ Pollack, Michelle (2003年7月1日). “I2-News: Internet2 Releases Privacy-Preserving Web Authorizing Software”. https://mail.internet2.edu/wws/arc/i2-news/2003-07/msg00000.html 2007年11月28日閲覧。 
  2. ^ Shibboleth 2 Available”. 2010年10月10日閲覧。
  3. ^ Achibboleth Architecture: Technical Overview” (2005年6月8日). 2007年11月28日閲覧。
  4. ^ Shibboleth Architecture: Protocols and Profiles” (2005年9月10日). 2007年11月28日閲覧。
  5. ^ Shibboleth Architecture: Conformance Requirements” (2005年9月10日). 2007年11月28日閲覧。
  6. ^ JISC announces the development of a new access-management system for the UK”. Joint Information Systems Committee. 2006年7月19日閲覧。


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