シチリア・ナポリのアンジュー家(アンジュー=シチリア家)
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詳細は「アンジュー=シチリア家」、「ナポリ・アンジュー朝」、「ハンガリー・アンジュー朝」、および「ポーランド・アンジュー朝」を参照 第3のアンジュー家は、フランス王家であるカペー家の支流、カペー系アンジュー家である。イタリアではアンジョ(Angiò)家と呼ばれる。プランタジネット家がフランス国内の所領を没収された後、フランス王ルイ9世の弟シャルルが1247年にアンジュー伯に封じられ、シャルルを祖とするアンジュー家が新たに成立した。シャルルは1246年にプロヴァンス伯となり、1266年にはシチリア王位に就いた。そのためこの家系はアンジュー=シチリア家とも呼ばれる。シャルルはシチリアを失うが、ナポリ王位が子孫に継承された。14世紀にはこの家系からハンガリー・ポーランドの王も出ている。
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